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キッチンとインテリアコーディネートの関係性について解説!
キッチンと空間全体のインテリアを合わせ統一感のある雰囲気とするために、重要となるポイントは、キッチンと床、壁、家具との調和、小物の使い方、色やや明るさの印象などです。
その中でも「インテリアカラー」と呼ばれる3つのカラーバランスを意識することが非常に重要となります。
そこで今回はキッチンのインテリアコーディネートのポイントを「インテリアカラー」という観点から、当社の事例も踏まえて解説していきます。
今回のコラムで解説する「オーダーキッチンとインテリアコーディネート」については、インスタグラムでも解説しております!
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キッチンのインテリアコーディネートのポイントとは?
キッチンと空間全体のインテリアを合わせ統一感のある雰囲気とするために、重要となるポイントは、キッチンと床、壁、家具との調和、小物の使い方、色やや明るさの印象などです。
これらの具体例を出すと、
①カラー
・部屋全体のイメージからキッチンの基調色を選ぶ(例:白、木目)
②ライティング(照明)
・キッチン側は作業性重視、リビングダイニング側はお好みで
③収納
・背面の壁を利用したオープン棚に調味料を置く場合は、ビンにラベルを貼ると統一感が出る
・もしくはワイドサイズのカップボード(食器棚)あるいはパントリー(食品庫)を置くことで収納力を確保
などが挙げられます。
特に上記の①について、インテリアカラーの基礎に「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」という3つのカラーがあります。
これら3つのカラーのバランスを考慮することが、キッチンとインテリアコーディネートの関係性を見る上で非常に重要となります。
では、具体的に上記の3つのカラーのバランスはどのようにすれば良いのかについて、事例を踏まえて解説していきます。
インテリアカラーの基礎について
インテリアカラーの基礎には「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」の3つのカラーがあります。
これら3つのカラーバランスは下記の通りです。
①ベースカラー70%
ベースカラーとは、キッチンを設置する場所の床・壁・天井の内装材のことです。空間全体を構成する中心となる色になります。
②アソートカラー25%
ベースカラーとアソートカラーで空間全体の95%が決まるため、アソートカラーは全体の肝となる色になります。
アソートカラーは建具、家具全般(キッチン等)、カーテンラグなどの色になります。
③アクセントカラー5%
アクセントカラーは全体の5%を占める色で、その家に住まわれるの方の個性が出てくる色になります。
例えば、料理でいうと塩など、アクセントとなる調味料のようなイメージです。
アクセントカラーは、クッション・オブジェ・小物などの色に該当します。
これらのカラーバランスを考える上で重要となる点は、「同系色をまとめること」と「無彩色を意識すること」「小物でアクセントカラーを演出する」です。
①同系色をまとめる
「同系色をまとめること」について、事例を踏まえながら解説していきます。
こちらは、当社の東京ショールームの様子です。
こちらの空間はベースカラーが薄いグレー、アソートカラー(テーブルの色)が木の色、アクセントカラー(ワークトップの色)が白となっています。
ここでの同系色はアソートカラーの茶色になります。キッチンのオーク材と手前のテーブルのチーク材が同系色の茶色となっており、全体のまとまりを出すことできます。
また、空間全体の色数は少ないですが、素材感が出やすいカラー組み合わせとなっており、非常に人気が高い組み合わせです。
更に、アクセントカラーを白とすることでカジュアルな雰囲気を出すことができています。
このように、空間全体のカラーで同系色を意識することが統一感を出すポイントとなります。
②無彩色を意識する
同系色をまとめることと同じく、無彩色を意識することも重要となってきます。
無彩色とは、赤や黄色のような彩度の高い鮮やかな色ではなく、黒やグレーなど彩度のない色のことです。
無彩色は彩度がないですが、グラデーションなど明度で差をつけることができるので、例えば白とシルバー、黒とグレーなどの組み合わせは相性が良くなります。
こちらは、ベースカラーが白、アソートカラーがチーク系の色、アクセントカラーに薄いブルー(タイル)の組み合わせとなっています。
こちらの事例では、レンジフードと階段の色を合わせています。
ここでの黒は無彩色なので、空間全体との調和が良く、カラーバランスが取れています。
水栓と天板の色の組み合わせでお悩みの方も多くいらっしゃいますが、例えば水栓を黒にしたかったらワークトップはグレーにする等、無彩色を意識することで一気に全体に締まりが出てきます。
③小物でアクセントカラーを演出する
ここまでの事例では空間全体の5%を占める「アクセントカラー」がワークトップであったりと、キッチンの一部分で演出していましたが、アクセントカラーは小物でも演出することができます。
こちらの事例は、ベースカラーが白、アソートカラーが茶色とほぼ2色で構成されています。
全体的にナチュラルな雰囲気を感じられるカラー構成になっていますが、キッチン部分に小物を置くことでアクセントが出ています。
このアクセントが、住まわれる方の個性を出しており、非常に良い味を出しています。
小物は個性を出すことができ、気軽に雰囲気を変えたり空間に彩りを加えることができるので、ちょっとしたアクセントカラーの演出としておすすめです。
当社の納入事例をご紹介!
事例①:デクトンを使用した天板が印象的 チークのアイランドキッチン
こちらは、チークをふんだんに使用したアイランドキッチンです。
天板の素材はデクトンを使用しており、ボリューム感が印象的なキッチンとなっています。
設置場所の床材もチークで、ベースカラーとアソートカラーの統一感があり、そこにデクトンのワークトップとすることで、白がアクセントカラーになっています。
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事例②:家族での料理やパーティーでも活躍するチークのⅡ型キッチン
こちらは、チークのⅡ型キッチンです。
すぐ近くにある階段の色とキッチン全体の色の統一感もあり、空間全体に溶け込むようなキッチンとなっています。
また、こちらは大人数での作業がしやすい広々とした空間かつ、壁側にガスコンロを配置することで料理の際に出るにおいや煙がお部屋に届きにくくなっているため、パーティーでも活躍するキッチンです。
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オーダーキッチン製作について検討・お悩みの方はオーダーキッチン・家具造作ギャラリーまで!
今回、キッチンとインテリアコーディネートの関係性について、主にインテリアカラーの観点から解説しました。
オーダーキッチンは、ベースカラーに合わせてキッチンなどのアソートカラーを決める、ワークトップなどのアクセントカラーを決めていくことができます。それだけ、オーダーキッチンは自由度が高く、ユーザーの要望を1つ1つ実現することのできるキッチンです。
そのため、オーダーキッチンは「ユーザーの求めるスタイル」が多様であり、各ユーザーに合わせたプランニング・仕様の決定が求められます。
その際に
「お客様から仕様に関して多くのご要望をもらったけど、対応できる工房がなかなか見つからない・・・」
「お客様からいただいたご要望が特殊形状で、複雑な図面をモデリングしてほしい」
「コーディネーターがいないので、お客様からいただいた仕様がわからない・・・」
というようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
オーダーキッチン・家具造作ギャラリーを運営する藤岡木工所様では、お客様がプランニングされた配置図やパース図、デザインイメージに合わせてキッチンの設計・モデリングができます。
当社ではこれまで約400件以上のオーダーキッチン・家具納入実績があり、多数の納入実績から得た経験値をもとに、工務店・ハウスメーカーの方が検討されている配置図からオーダーキッチンや造作家具の設計をすることができます。
お客様の求める理想像や設置空間に合わせたキッチン・家具を、多数の素材や様々な特注対応でお応えいたします。
オーダーキッチンや造作家具についてご検討・お悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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