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コラム

オーダーキッチンの種類とは?使用する素材や形とそれぞれの特徴を紹介

既設の間取りを活かしたⅡ型キッチン

オーダーキッチンには、ゼロから作り上げるフルオーダーと、既製品をベースにしたセミオーダーがあります。

また、オーダーキッチンはシステムキッチンと異なりカスタマイズなど自由度が高いことが特徴です。

では、オーダーキッチンには具体的にどのようなタイプ、素材などのカスタマイズ要素があるのか、当社の事例も踏まえて解説します。

 

オーダーキッチンの種類とは

オーダーキッチンの種類としては、ゼロから作り上げるフルオーダーと、既製品をベースにしたセミオーダーがあります。

カタログに掲載されるスタンダードキッチンとの違いをまとめると、

〇オーダーキッチン

・フルオーダー:ゼロベースから仕様を決めた一品もの

・セミオーダー:既製品をカスタマイズ可能な範囲で対応

〇スタンダードキッチン

・一体型:間口や仕様など規格化したもの(流し台やミニキッチン)

・部材型:モジュール化された部材を組み合わる

となります。

 

住宅設備の展示会やショールームで見かけるキッチンは、部材型のスタンダードキッチン、つまりシステムキッチンと言われるものです。

オーダーキッチンの魅力は、ユーザーの頭の中にある理想のキッチンを具現化できるほど、プランニングの自由度が高い点にあります。

国内外のキッチンを構成する部材を自由に取捨選択できる環境が整っているため、様々な種類のオーダーキッチンを生み出すことができます。

 

では、オーダーキッチンには具体的にどのようなタイプがあるのでしょうか。次の項目にて、オーダーキッチンのタイプとレイアウトをご紹介します。

 

オーダーキッチンのタイプとレイアウトについて

オーダーキッチンで採用される代表的なタイプとレイアウトは下記の通りです。

①キッチンのタイプ

・I型キッチン

5m越えで存在感のある スタイリッシュなI型キッチン

 シンクとコンロ’(調理スペース)が横一直線に並んだタイプです。シンプルなデザインで、どのような間取 りにも馴染む型となります。適切な移動距離とするために、キッチンの長さは270センチ 以内となるようにすることがポイントです。

 

・Ⅱ型キッチン

カウンターに座っても目線が合う コミュニケーションの取りやすいⅡ型キッチン

 シンクと調理スペース(コンロ)が離れたタイプです。I型キッチンと異なり、シンクと 調理スペースの間に導線があるので移動の手間が省けます。この導線の幅は90センチほど開けておくと、移動のしやすい空間をつくることができます。

 

・L型キッチン

チークをふんだんに使用したL型キッチン

 L字型の形をしており、各機器の配置距離が近くなる分、作業効率が高くなる仕様となり ます。ゆったりとした作業空間が実現できます。

 

・コの字(Uの字)型キッチン

落ち着いた雰囲気の広々とした空間を実現 チークのコの字型キッチン

 シンク、コンロ、その他作業スペースに囲まれるような形のキッチンです。キッチンの中 に入るだけで三方向に作業スペースが広がっており、調理がしやすい環境を実現すること ができます。

 

・アイランド型キッチン

デクトンを使用した天板が印象的 チークのアイランドキッチン

 その他のキッチンのように壁に面しておらず、独立したタイプのキッチンです。壁に面していないので、キッチンを囲むことができ、ホームパーティーなどでも活躍します。設置場所によってはシンクの向かいにリビングルームがあるので、水のはじき等に気を付けながら活用することが重要です。

 

・ペニンシュラ型キッチン

オークのランダム貼りで、存在感のあるナチュラルなペニンシュラキッチン

 料理スペースのみが壁に接しているタイプのキッチンです。キッチンに立つとリビング側に視線がいくので、家族とのコミュニケーションができる仕様となります。また、リビング側に椅子を置くことで、キッチンを机代わりに活用することもできます。

 

②レイアウト

オープン:リビングやダイニングを見渡せる配置(対面式)

クローズド:キッチンだけの空間となるような配置

セミオープン:キッチンから顔だけが見える配置

 

製作時には住まいの間取りを考慮しながら、キッチンのタイプとレイアウトを組み合わせます。

また、既製品は2100から3000まで150mm単位のモジュールで組み合わせていきますが、オーダーキッチンでは数センチ単位でキッチンの幅を調整することが可能です。

 

このように選択の自由度が高いオーダーキッチンですが、オーダーキッチンはカウンタートップや扉など細部の素材も豊富で選択肢が多くあります。

次の項目では、オーダーキッチンのカウンタートップや扉などの素材をご紹介します。

 

カウンタートップや扉などの素材について

カウンタートップの素材や扉の面材は非常に豊富で、

①カウンタートップの素材

人工(人造)大理石、ステンレス、セラミック、メラミン、クウォーツ、天然石(御影石)

②扉の面材

天然木、メラミン、ホーロー、ステンレス、塗装仕上げ

などの選択肢があります。

 

素材の独特なテクスチャ(表面の質感)や扉のカラーで印象が大きく変わりますので、カラーシミュレーションやサンプルでの色確認は欠かせません。

オーダーキッチン・家具造作ギャラリーを運営する藤岡木工所では、岐阜と東京の2拠点にショールームがあり、オーダーキッチンの見学や素材・仕様の確認も行っていただけます。

オーダーキッチン製作の際に、設置場所の素材との相性や素材の質感、手入れがしやすいか等こだわりたい点や気になる点が多く出てくるかと思います。

選択の自由度が高い分、しっかりと素材等を選んでいただけるよう、オーダーキッチンをご検討の方は一度ショールームについてもご検討ください。

※現在はリモート見学も承っております。

>>ショールームについてはこちら

 

また、カウンタートップの奥行を1mほどのフラットな形状にすると、調理スペースや配膳スペースにゆとりが出るほか、ちょっとしたダイニングとしても有効です。

更に、扉やカウンタートップに合わせて海外製の食洗器やオーブンなども選択肢に入れると提案の幅が広がります。

>>当社の特集対応一覧はこちら

 

当社の納入事例をご紹介!

落ち着いた雰囲気の広々とした空間を実現 チークのコの字型キッチン

事例①:落ち着いた雰囲気の広々とした空間を実現 チークのコの字型キッチン

こちらは、チークのコの字型キッチンです。

チークをふんだんに使用した、ボリューミーな仕上がりとなっています。

料理がしやすい広々とした空間を実現し、落ち着いた雰囲気のキッチンとなっています。

 

>>詳しくはこちら

 

事例②:食事だけでなく勉強もできるカウンター付き アイランドキッチン

食事だけでなく勉強もできるカウンター付き アイランドキッチン

こちらは、天板の素材がシーザーストーン、扉の材質がレッドオーク、ウレタン塗装のアイランドキッチンです。

キッチンにカウンターを設けることで、カウンターで食事や勉強などできるような設計となっています。

ペニンシュラ型キッチンも机代わりに活用することができますが、こちらの事例のようにアイランドキッチンも食事だけでなく勉強もでき、キッチンの活用幅を広げることができます。

 

>>詳しくはこちら

 

オーダーキッチン製作について検討・お悩みの方はオーダーキッチン・家具造作ギャラリーまで!

小さなお子様がいても安心な設計 ナチュラルなアイランドキッチン

今回、オーダーキッチンの種類や素材について解説しました。

オーダーキッチンは、様々なキッチンタイプ・レイアウトがあり、かつカウンタートップや扉など1つ1つの素材を選択することができる、とても選択の自由度が高いキッチンです。

そのため、オーダーキッチンは「ユーザーの求めるスタイル」が多様であり、各ユーザーに合わせたプランニング・仕様の決定が求められます。

その際に

「お客様から仕様に関して多くのご要望をもらったけど、対応できる工房がなかなか見つからない・・・」

「お客様からいただいたご要望が特殊形状で、複雑な図面をモデリングしてほしい」

「コーディネーターがいないので、お客様からいただいた仕様がわからない・・・」

というようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

オーダーキッチン・家具造作ギャラリーを運営する藤岡木工所様では、お客様がプランニングされた配置図やパース図、デザインイメージに合わせてキッチンの設計・モデリングができます。

当社ではこれまで約400件以上のオーダーキッチン・家具納入実績があり、多数の納入実績から得た経験値をもとに、工務店・ハウスメーカーの方が検討されている配置図からオーダーキッチンや造作家具の設計をすることができます。

お客様の求める理想像や設置空間に合わせたキッチン・家具を、多数の素材や様々な特注対応でお応えいたします。

 

オーダーキッチンや造作家具についてご検討・お悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせはこちら

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